RELATIONSHIPS
畑の比率と、瓶の比率を分ける。
年と区画ごとの判断を挟む
栽培する畑
品種ごとに成熟時期や畑の条件が異なる。
完成したワイン
選別・ブレンド後の比率を、その年の資料で確認。
本文で説明した関係の要約です。品種構成や生産条件の詳細は、本文と公式資料で確認できます。 出典・参考資料
FIELD NOTE 01
成熟の時期を比べる
一般にメルローはカベルネ・ソーヴィニヨンより早く熟す。収穫時期の違いは、その年の天候をどう受けるかにも関わる。
早熟なら必ず軽い、晩熟なら必ず強いという対応にはならない。収穫時の成熟度と、抽出・熟成の選択を加えてワインを見る。
FIELD NOTE 02
畑の構成とワインの構成
生産者が所有する畑の品種比率と、ある年の一本のブレンド比率は別である。区画ごとに収穫・醸造したワインの選別によって、完成品の構成が変わる。
同じシャトーを年違いで比べるときも、品種比率が固定されているとは限らない。
FIELD NOTE 03
両岸の傾向から個別の例へ
左岸のメドックではカベルネ・ソーヴィニヨン、右岸の主要産地ではメルローに注目できる。だが岸の違いと、品種だけの違いを同一視しない。
比較には呼称、畑、収穫年、実際のブレンドが必要になる。二本の差に土地と生産者の両方が含まれることを意識したい。
FIELD NOTE 04
早熟・晩熟を、収穫のリスクへつなぐ
メルローが先に成熟し、カベルネ・ソーヴィニヨンが後になる傾向は、秋の雨に遭遇する時期を変える。収穫を待つ間に熟度が進む利点と、果実の傷みが進むリスクを、区画ごとに判断することになる。
土壌の水分も関わる。雨の後に水が抜けやすい砂礫と、水を保ちやすい粘土を含む土壌では、根が利用できる水の推移が違う。水不足が強くなれば光合成も抑えられるため、「乾くほど糖が増える」という一直線の関係にはならない。メドックの品種配置は、成熟の時期と水分条件を組み合わせて読む。
この節の根拠:メドック生産者団体|品種と成熟 ↗ / AWRI|気候・水分条件とブドウの生育 ↗
一致するとは限らない。区画や年ごとの選別があるため、植栽の情報と個別ヴィンテージの仕様を分けて読む。
PAUSE & REFLECT
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シャトーの植栽比率が、そのまま毎年のブレンド比率になる?
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一致するとは限らない。区画や年ごとの選別があるため、植栽の情報と個別ヴィンテージの仕様を分けて読む。
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出典・参考資料
本文の参照資料です。生産規定の詳細は現行文書で、個別ワインの仕様は該当する収穫年の資料で確認できます。
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