READ · COMPARE · EXPLAIN
シャトー・マルゴー:年ごとの配合と選別
フランス・ボルドーのマルゴーにあるシャトーです。グラン・ヴァンのシャトー・マルゴーはカベルネ・ソーヴィニヨンを主体とする赤。複数品種の原酒を選び、年ごとに配合して仕上げます。
同じグラン・ヴァンの2021年と2022年を比較します。配合、採用した収穫の割合、抽出の判断を別々に読みます。
このコースの問い
カベルネの比率が増えた年、畑では何が変わったと言える?
読み始める前の考えを、短く書き留めてみてください。最後に説明し直します。
説明課題のメモへ ↓Château Margaux / 生産者から学ぶ
フランス / ボルドー/マルゴー
別名・表記:Chateau Margaux / マルゴー
更新日:2026-09-24
同じ銘柄の二つの年
ボルドーのシャトー・マルゴーが公表する、グラン・ヴァンの年別資料を使います。生産者と銘柄を揃えると、年が違うときに原料と判断がどう変わるかを追えます。ここでの比較対象は、この二つの年のグラン・ヴァンです。
87%から92%へ
カベルネ・ソーヴィニヨンの比率は2021年が87%、2022年が92%。残りの構成も変わり、2021年の2%を占めるプティ・ヴェルドは、2022年の配合に含まれません。この比率が示すのは完成したワインの構成で、畑の植栽面積ではありません。
収穫の36%と40%
グラン・ヴァンに採用した割合は2021年が収穫の36%、2022年が40%と記されています。こちらの分母は収穫です。品種比率と同じ百分率でも、答える問いが違います。採用率と配合比率を同じグラフで足し合わせることはできません。
原料に合わせて抽出を選ぶ
2021年は強引にタンニンを抽出せず、穏やかな抽出を選んだと説明されています。2022年も、小さな果粒と醸造時の配慮を併記しています。品種比率が高い年をそのまま「より渋い年」と決めず、原料から何をどれだけ取り出したかという工程まで確認します。
何をそろえ、何を比べるか
配合
- 共通にする条件
- 同じ生産者・同じグラン・ヴァン
- 比べる条件
- 2021年と2022年の品種構成
- 追加で確かめること
- 分母は完成品か、植栽面積か
選別
- 共通にする条件
- グラン・ヴァンへの採用を比較
- 比べる条件
- 収穫の36%と40%
- 追加で確かめること
- 品種比率とは別の数字か
抽出
- 共通にする条件
- どちらも生産者の年別記録
- 比べる条件
- 原料の状態と抽出への対応
- 追加で確かめること
- 渋みの強さは試飲で別に確かめる
読む順番と、各記事で考えること
0 / 3 記事を学習済み
次の記事へ →進捗は記事の読了記録です。説明課題の達成度は含みません。
READ · HYPOTHESIZE · RECONSIDER
シャトー・マルゴーの資料読解:年ごとの配合と選別
表と出典を読み、条件の違いを確かめます。資料にない味わいは、試飲で確かめたいこととして分けて書いてください。
生産者の公開資料を要約しています。年を記した値はその年の資料に、年指定のない記載は確認時点の製品・工程説明に基づきます。
| 比較項目 | 2021年のグラン・ヴァン | 2022年のグラン・ヴァン |
|---|---|---|
| カベルネ・ソーヴィニヨン | 87% | 92% |
| その他の品種 | メルロー8%・カベルネ・フラン3%・プティ・ヴェルド2% | メルロー6%・カベルネ・フラン2% |
| 収穫からの採用割合 | 36% | 40% |
仮説と振り返りは各2,000文字まで。選択肢の回答だけでも保存できます。
このブラウザに手動で保存します。再び開くと続きから取り組めます。コースの説明課題のメモとは別の記録です。すべて未選択・空欄にして保存すると、この演習記録を削除します。
設問ごとの解説を読む
選択欄に答えると、上のボタンから自分の回答と解説を並べて確認できます。自由記述の自動採点は行いません。
92%という数値の分母は?
92%は2022年の配合です。植え替えの面積や採用率とは別の情報であり、カベルネの植栽が5ポイント増えた証拠にはなりません。
2021年の36%が示すのは?
36%は採用した収穫の割合です。同じ資料にある87%は品種の配合なので、二つを足して原料の構成を説明することはできません。
資料だけで「2022年の方が渋い」と結論できる?
両年とも抽出への配慮が記されています。確認済みの配合差と、試飲で確かめるタンニンの量や質を分けて説明します。
比較演習
資料で確認した条件を比較し、生産者が何を選んだのか説明してください。
比較の整理例を読む
| 比較する条件 | 2021年のグラン・ヴァン | 2022年のグラン・ヴァン |
|---|---|---|
| カベルネ・ソーヴィニヨン | 87% | 92% |
| その他の品種 | メルロー8%・カベルネ・フラン3%・プティ・ヴェルド2% | メルロー6%・カベルネ・フラン2% |
| 収穫からの採用割合 | 36% | 40% |
比較に用いた資料の出典は、本文と演習に記載しています。
自分の言葉で説明する
2021年と2022年の二種類の百分率を説明し、そこから分かる選択と、まだ分からない味の違いを書いてください。
書いた後の確認
- 配合と採用率の分母を区別したか
- 収穫年と銘柄を明記したか
- 品種比率だけで渋みを断定していないか
説明課題の回答を残す
最初の考えと、記事を読んだ後に変わった考えを比べて書いてみてください。
最大5,000文字。このブラウザ内に保存します。「保存する」を押して記録してください。空欄で保存すると、このメモを削除します。
保存したメモを見る →