生産者別コース一覧 →

READ · COMPARE · EXPLAIN

シャトー・ディケム:甘口ワインの糖と酸

ボルドーのソーテルヌにある、貴腐ブドウを使った甘口ワインの生産者です。セミヨンとソーヴィニヨン・ブランを組み合わせ、年ごとの収穫と成分の資料を公開しています。

2023年のディケムを、品種・残糖・酸の情報で紹介し、数字だけでは判断できないことを一つ挙げます。

このコースの問い

残糖が多いという数字だけで、飲んだときの甘さを説明できる?

読み始める前の考えを、短く書き留めてみてください。最後に説明し直します。

資料を使う演習へ ↓

説明課題のメモへ ↓

Château d’Yquem / 生産者から学ぶ

フランス / ボルドー/ソーテルヌ

別名・表記:Château d’Yquem / シャトーディケム / Chateau dYquem

更新日:2026-09-24

2023年の収穫期間

ディケム2023年の資料には、9月14日から10月11日までの収穫期間が記されています。ひとつのヴィンテージでも、収穫は一日で終わるとは限りません。貴腐の進み方と原料を選ぶ時間を考える手がかりになります。

品種と成分は別の数字

配合はセミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%。残糖は153g/L、アルコールは14%です。前者は品種構成、後者は完成品の成分で、同じ表にあっても数字の意味が異なります。

酸の単位を読む

総酸は3.68g/Lの硫酸換算、pHは3.85と記されています。総酸とpHは同じ量ではなく、酒石酸換算の総酸と数値だけを直接比較することもできません。残糖だけで甘味の印象を決めず、酸の表示方法も確かめます。

何をそろえ、何を比べるか

2023年の品種

共通にする条件
Château d’Yquem
比べる条件
セミヨン70%・ソーヴィニヨン30%
追加で確かめること
完成品の配合

残糖とアルコール

共通にする条件
Château d’Yquem
比べる条件
153g/L・14%
追加で確かめること
単位も分母も異なる

総酸とpH

共通にする条件
Château d’Yquem
比べる条件
3.68g/L(硫酸換算)・3.85
追加で確かめること
酸の量とpHを同一視しない

読む順番と、各記事で考えること

0 / 3 記事を学習済み

次の記事へ →

進捗は記事の読了記録です。説明課題の達成度は含みません。

  1. 1

    フランス

    甘さが残る仕組みを比べる

    貴腐と甘口ワインの造りを確認する。

  2. 2

    フランス

    ボルドー

    ソーテルヌの位置を確認する。

  3. 3

    フランス

    カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー

    カベルネ系品種とメルローの役割を比較する。

READ · HYPOTHESIZE · RECONSIDER

シャトー・ディケムの資料読解:甘口ワインの糖と酸

資料に書かれた条件を読み比べます。年を指定した数字は、その年の情報として扱ってください。

生産者・産地団体・輸入元の公開資料を要約しています。各出典の発行元と資料確認日を併記しています。

比較項目資料で分かること読み分けること
2023年の品種セミヨン70%・ソーヴィニヨン30%完成品の配合
残糖とアルコール153g/L・14%単位も分母も異なる
総酸とpH3.68g/L(硫酸換算)・3.85酸の量とpHを同一視しない

仮説と振り返りは各2,000文字まで。選択肢の回答だけでも保存できます。

1. 70%が示すのは?
2. 総酸を他の資料と比べる前に確認するのは?
3. 残糖153g/Lから説明できることは?

学習ノートで見る →

このブラウザに手動で保存します。再び開くと続きから取り組めます。コースの説明課題のメモとは別の記録です。すべて未選択・空欄にして保存すると、この演習記録を削除します。

設問ごとの解説を読む

選択欄に答えると、上のボタンから自分の回答と解説を並べて確認できます。自由記述の自動採点は行いません。

70%が示すのは?
品種構成の百分率です。

総酸を他の資料と比べる前に確認するのは?
硫酸換算と酒石酸換算の数字はそのまま比べられません。 総酸の3.68g/Lは硫酸換算と明記されています。別の資料が酒石酸換算なら、まず基準を揃える必要があります。pHの3.85は別の指標なので、総酸との差を引き算して解釈もしません。

残糖153g/Lから説明できることは?
糖の量と、酸なども関係する味の印象を分けます。

演習の根拠と資料

比較演習

表と出典を読み、原料や造りの違いを説明してください。

比較の整理例を読む
比較する条件比較項目資料で分かること読み分けること
2023年の品種セミヨン70%・ソーヴィニヨン30%完成品の配合
残糖とアルコール153g/L・14%単位も分母も異なる
総酸とpH3.68g/L(硫酸換算)・3.85酸の量とpHを同一視しない

比較に用いた資料の出典は、本文と演習に記載しています。

自分の言葉で説明する

2023年のディケムを、品種・残糖・酸の情報で紹介し、数字だけでは判断できないことを一つ挙げてください。

書いた後の確認

  • 比較する銘柄・収穫年・資料の対象範囲を特定したか
  • 表の三つの項目を区別して説明したか
  • 確認できた事実と、追加資料や試飲で確かめたい点を分けたか

説明課題の回答を残す

最初の考えと、記事を読んだ後に変わった考えを比べて書いてみてください。

最大5,000文字。このブラウザ内に保存します。「保存する」を押して記録してください。空欄で保存すると、このメモを削除します。

保存したメモを見る →

次の問いへ

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ:セカンドと別の畑のワイン →

別のテーマを選ぶ →