FOLLOW THE PROCESS
泡は、どこで生まれる?
ワイン・製法を切り替え、工程の番号を選ぶと、その段階で何が変わるかを確認できます。
瓶内二次発酵
例:フランチャコルタ、トレントブドウを発酵させて造ったワインを用いる。品種と発泡方法は別の情報。
瓶の中で生じた炭酸ガスをワインに保持する。
澱との接触が香りや口当たりの変化に関わる。期間は呼称・タイプ・生産者によって異なる。
製法だけでは最終的な甘辛は決まらない。糖分の表示を別に確認する。
タンク方式
例:プロセッコの主要な製法この図はプロセッコなどの二次発酵の例。すべてのタンク式発泡ワインに同じ手順を当てはめない。
炭酸ガスを保持できるタンク内で発酵させる。瓶内方式との違いは発酵する容器。
タンク方式でも澱との接触時間はさまざま。製法の名前だけでは期間はわからない。
ガスを保持して瓶詰めする。甘辛は糖分の表示で確かめる。
違いを理解するために主要工程を抜き出した模式図です。工程の幅は時間を表しません。個別の生産手順・使用条件は呼称やワインによって異なります。
FIELD NOTE 01
イゼオ湖南方の地形
フランチャコルタはロンバルディア州、イゼオ湖の南側に位置する。湖周辺には氷河に由来する地形があり、畑の立地を知る背景になる。
「北イタリアの泡」という分類だけでは、この場所は特定できない。湖との位置関係や地形から、栽培環境を調べることができる。
FIELD NOTE 02
瓶内二次発酵と使用品種
フランチャコルタは瓶内二次発酵で造る。シャルドネ、ピノ・ネーロ、ピノ・ビアンコ、エルバマットなどが生産規定に関わるが、どのタイプでも同じ条件で使えるわけではない。
呼称全体で認められる品種と、目の前の一本に使われた品種構成は区別が必要だ。
FIELD NOTE 03
タイプの表示と熟成
Satèn、Rosé、Millesimato、Riservaは、それぞれに条件を持つ表示である。糖分の区分や澱との熟成期間も含め、名前ごとに何が定められているかを確かめると、同じ産地の中の違いがわかる。
プロセッコとの比較では製法と品種が主な項目になるが、フランチャコルタ同士なら、タイプや熟成も具体的な比較対象になる。
フランチャコルタ同士の比較では、瓶内二次発酵という共通点に、品種構成とタイプの条件を加える。
PAUSE & REFLECT
理解を確かめる
同じフランチャコルタなら、使用品種と澱との熟成期間もすべて同じ?
解説を読む +
同じとは限らない。タイプごとの規定があり、その範囲で生産者が選ぶ品種構成や熟成も異なる。個別ワインの仕様を確かめる必要がある。
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出典・参考資料
本文の参照資料です。生産規定の詳細は現行文書で、個別ワインの仕様は該当する収穫年の資料で確認できます。
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