産地 / FIELD NOTES

Barolo DOCG

バローロ

バローロは村の名であり、複数のコムーネにまたがるワインの呼称でもある。村の名前だけを覚えた地図と、生産区域の地図では、見える範囲が違う。

RELATIONSHIPS

呼称の区域は、バローロ村より広い。

Barolo DOCG の生産区域

複数のコムーネにまたがる

  • バローロ村

    呼称と同じ名前の村。区域の一部にあたる。

  • ほかのコムーネ

    村が違っても、生産区域と規定に適合すれば同じ呼称になる。

ネッビオーロは共通。MGAなどの地理表示は由来を絞る情報で、品質の順位ではありません。区域の包含関係を示す模式図です。 出典・参考資料

FIELD NOTE 01

バローロ村と生産区域

生産区域は、ピエモンテのランゲ、アルバの南方に広がる。バローロ村の範囲だけに限らず、複数のコムーネ(基礎自治体)にまたがる。

ラベルのBaroloからわかるのは呼称であり、畑の村や斜面まで一意には決まらない。地図で区域全体を見れば、同じ名のワインに複数の土地が含まれることがわかる。

FIELD NOTE 02

ネッビオーロと追加地理表示

バローロはネッビオーロから造る赤ワインだ。品種が共通する区域の中で、MGAなどの追加的な地理表示は、ブドウの由来をさらに細かく知る手がかりになる。

地名は場所を識別する情報である。表示されているだけで、他の区域より上位の品質等級になるわけではない。

FIELD NOTE 03

村の内側の斜面と醸造

同じ村の中でも、標高、斜面の向き、土壌条件は変わる。さらに生産者が抽出や熟成容器を選ぶため、村名だけで香味を一律に決めることはできない。

「伝統派」「革新派」という分類を使う場合も、果皮接触の方法、樽の種類、使用期間といった実際の選択があれば、どの違いを指すかが明確になる。

この記事の要点

Baroloは広がりを持つ呼称。より細かな地名と生産者の仕様を加えると、畑と造りの違いがわかる。

PAUSE & REFLECT

理解を確かめる

バローロと書かれたワインのブドウは、すべてバローロ村で収穫される?

解説を読む

生産区域はバローロ村だけに限らず、複数のコムーネにまたがる。呼称名だけでは畑の村や斜面までは特定できない。

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出典・参考資料

本文の参照資料です。生産規定の詳細は現行文書で、個別ワインの仕様は該当する収穫年の資料で確認できます。

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