制度・醸造 / FIELD NOTES

Koshu sur lie

甲州シュールリー:澱との接触を読む

ルミエールの甲州シュールリー2024を例に、品種の個性と熟成工程を分けて考える。澱と接触させることは、果皮の醸しや樽熟成とは別の選択だ。

READ THE DIAGRAM

甲州シュールリー:澱引きの時点を見る

項目を選ぶと、対応する部分を強調して比べられます。

  1. 甲州の果汁を発酵させる。

  2. 春まで澱引きをしない。澱に触れることと攪拌することは別。

  3. 正確な月数やバトナージュ頻度を知るには追加情報が必要。

ルミエール2024年の説明に沿う模式図。起点の日付や攪拌頻度は記載から補いません。 根拠となる資料へ ↓

FIELD NOTE 01

確認できる製品の条件を揃える

対象は山梨県産甲州を使った2024年の辛口白で、生産者はアルコール11%と記載している。春まで澱引きをしない製法が、この製品を読む中心になる。年を明記するのは、翌年も同じ分析値や工程とは限らないため。受賞や価格から製法を推測せず、製品の説明に戻ろう。

FIELD NOTE 02

澱を残す工程に注目する

シュールリーでは、発酵後のワインを澱と接触させた状態に置く。果皮を長く浸す工程とは接触するものも時点も異なる。「春まで澱引きをしない」という記載から、発酵後すぐに澱を分けない選択が読み取れる。一方、攪拌の頻度や全期間を何か月と数えるかは、この説明だけでは決められない。

FIELD NOTE 03

比較するときに変数を増やしすぎない

別の甲州を比べるなら、まず原料産地、年、甘辛を揃え、澱との接触や容器の違いを見る。品種、年、地域、樽使用まで全部違う二本では、味の差を澱だけに帰しにくい。ノートには資料から分かった工程と、自分が感じた厚みや香りを別々に残すと、推測を事実として記録せずに済む。

この記事の要点

書けない。春まで澱引きしないことは確認できるが、澱の攪拌頻度は示されていない。

PAUSE & REFLECT

理解を確かめる

この資料だけで、毎週バトナージュをしたと書ける?

解説を読む

書けない。春まで澱引きしないことは確認できるが、澱の攪拌頻度は示されていない。

演習で復習する →

自分の言葉で残す

わかったこと、根拠、まだ確かめたいことを書いてください。

最大5,000文字。このブラウザ内に保存します。「保存する」を押して記録してください。空欄で保存すると、このメモを削除します。

保存したメモを見る →

この問いにつながるコース

澱との時間を、どこまで比較できるか →

出典・参考資料

本文の参照資料です。生産規定の詳細は現行文書で、個別ワインの仕様は該当する収穫年の資料で確認できます。

編集方針について →

READ NEXT

関連する記事

学習コースに戻る →