制度・醸造 / FIELD NOTES

Sekt Austria

Sekt Austria:二次発酵と澱との時間

ReserveとGrosse Reserveを、製法・時間・原産地に分けて読む。

RELATIONSHIPS

Sekt Austria:二次発酵と澱との時間:比較の視点

Sekt Austria

地理・原料・工程を分けて読む

  • 基礎

    瓶9か月/タンク6か月

  • Reserve

    伝統方式・18か月

  • Grosse Reserve

    伝統方式・36か月

本文を整理した模式図です。生産区域や品質の順位を表すものではありません。 出典・参考資料

FIELD NOTE 01

基礎区分には複数の方式

Sekt Austriaでは原料の原産地に加え、区分ごとの製法と熟成条件を確認する。基礎区分は瓶内発酵だけに限定されず、澱との熟成は瓶内発酵で最低9か月、タンク方式で最低6か月。

「ゼクトだから伝統方式」と決めつけず、正式な区分と資料を見る。瓶の中で二次発酵させるか、タンクで行うかは、工程図の最初に分けるポイントとなる。

FIELD NOTE 02

ReserveとGrosse Reserve

Reserveは伝統方式の瓶内二次発酵で、澱との熟成は最低18か月。Grosse Reserveでは最低36か月となる。両者には手摘みなどの条件もある。

この期間は単なる発売までの総時間と同じではない。二次発酵後に澱と接している期間を数えているため、収穫年だけから実際の熟成期間を計算することはできない。

FIELD NOTE 03

原産地も詳しくなる

区分が変わると原産地表示の条件も変わり、Grosse Reserveでは村の表示が重要になる。細かい混合・隣接地の例外まで、単純な「一村100%」へ縮めて説明しない。

地理的な範囲、製法、澱との時間の三欄に分けると、他国の伝統方式とも比較できる。原産地の細かさをアルコールや甘辛度と取り違えずに済む。

FIELD NOTE 04

ラベルから問いを作る

ReserveとGrosse Reserveを並べ、最低期間の違いを答えたら、実際の生産者の熟成期間を調べる。法的な最低条件より長く熟成する例があっても、区分の最低条件が変わったわけではない。

最後に澱抜き日と糖分表示を加える。品種、原産地、澱との時間、甘辛度がそろえば、「泡がある」という共通点の先で具体的に比較できる。

この記事の要点

方式と区分で違う。基礎区分は瓶9か月・タンク6か月、Reserveは18か月、Grosse Reserveは36か月の澱との熟成。

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方式と区分で違う。基礎区分は瓶9か月・タンク6か月、Reserveは18か月、Grosse Reserveは36か月の澱との熟成。

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