制度・醸造 / FIELD NOTES

Winzersekt

ヴィンツァーゼクト:瓶内二次発酵と甘辛度

同じtrockenでも、非発泡性ワインとSektでは糖分の範囲が異なる。

RELATIONSHIPS

ヴィンツァーゼクト:瓶内二次発酵と甘辛度:比較の視点

Winzersekt

地理・原料・工程を分けて読む

  • 発酵

    伝統方式の瓶内二次発酵

  • 時間

    澱との熟成→澱抜き

  • 表示

    Sektの糖分範囲を使う

本文を整理した模式図です。生産区域や品質の順位を表すものではありません。 出典・参考資料

FIELD NOTE 01

基酒から二次発酵へ

ヴィンツァーゼクトは伝統方式の瓶内二次発酵で造る。基酒に糖と酵母を加えると、発酵によって二酸化炭素が生じ、瓶の中に閉じ込められる。

Sektには複数の製法があるため、名称だけで瓶内二次発酵と判断できない。Winzersektの表示は、製法を確かめる手掛かりになる。

この節の根拠:DWI|ヴィンツァーゼクト ↗[資料確認

FIELD NOTE 02

澱との熟成と澱抜き

二次発酵の後、ワインは酵母の澱と接して熟成する。ヴィンツァーゼクトではこの期間が少なくとも9か月必要で、それより長く置く造り手もある。

熟成後はルミュアージュで澱を瓶口へ集め、デゴルジュマンで取り除く。収穫年だけでは澱との接触期間はわからないため、熟成期間と澱抜き日が公表されていれば、それぞれ記録して比べる。

この節の根拠:DWI|ヴィンツァーゼクト ↗[資料確認

FIELD NOTE 03

Sektのtrockenが示す糖分

DWIが示すSektのtrockenは糖分17〜32g/Lの範囲。一方、非発泡性ワインのtrockenは原則4g/L以下で、酸との関係に一定の条件を満たす場合は9g/Lまで認められる。

同じtrockenという文字でも、対象となるワインによって数値の範囲が変わる。ラベルの単語を辛口と訳すだけでなく、発泡性かどうかを先に確かめる必要がある。

この節の根拠:DWI|ヴィンツァーゼクト ↗[資料確認 DWI|甘辛度表示 ↗[資料確認

FIELD NOTE 04

表示の区分と味覚の印象

Sektにはbrut、extra brut、brut natureなどの甘辛度表示もある。これらは糖分に基づく区分だが、口に含んだときの甘さには酸や泡も関わる。

非発泡性の白とSektがどちらもtrockenだったとしても、同じ糖分とはいえず、同じ甘さに感じるとも限らない。ラベルが示す範囲、分析値としての残糖、試飲した印象を分けて記録すると、表示と味のずれを確かめられる。

この節の根拠:DWI|ヴィンツァーゼクト ↗[資料確認 DWI|甘辛度表示 ↗[資料確認

この記事の要点

異なる。まず発泡性かどうかを確認し、それぞれの表示基準を使う。

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白ワインとSektに両方trockenとあれば、同じ糖分範囲?

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異なる。まず発泡性かどうかを確認し、それぞれの表示基準を使う。

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出典・参考資料

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