生産者別コース一覧 →

READ · COMPARE · EXPLAIN

ミゲル・トーレス・チリ:伝統品種を赤とロゼの泡にする

トーレス家がチリで営む生産者です。小規模な栽培農家と取り組むパイスのロゼ発泡性ワイン「エステラード」や、マウレのカリニャンによるVIGNOを手がけ、昔からの品種や畑を生かす造りに取り組んでいます。

パイスのエステラード2024とカリニャンのVIGNO 2020を読みます。伝統品種を生かす二つの造りを、原料と工程から比べます。

このコースの問い

チリの古い畑の品種は、濃い赤にだけ使う?

読み始める前の考えを、短く書き留めてみてください。最後に説明し直します。

資料を使う演習へ ↓

説明課題のメモへ ↓

Miguel Torres Chile / 生産者から学ぶ

チリ / セカノ・インテリオール/マウレ

別名・表記:ミゲル・トーレス / Miguel Torres

更新日:2026-09-24

パイスとカリニャンの二つの用途

エステラード2024はパイス100%のロゼ発泡性ワイン。VIGNO 2020はマウレのカリニャン100%の赤です。古い品種や畑への取り組みが共通しても、完成品の色、泡、抽出は違います。品種の歴史を、完成品のスタイル一つに結びつけずに読みます。

泡を造る発酵と、その前の澱熟成

エステラード2024の一次発酵はタンクで18日、二次発酵は瓶で50日です。タンクで澱と3〜5か月過ごす工程と、瓶で最低6か月熟成する説明もあります。50日は二次発酵の期間で、瓶に入ってから出荷するまでの全期間ではありません。

赤ワインの抽出と古樽

VIGNO 2020は自然酵母によるステンレス発酵9日、醸し14日、MLFは全量フレンチオーク樽です。その後は少なくとも4回使用した中立的な樽で24か月。発酵、果皮接触、MLF、熟成はそれぞれ対象が違うので、数字を単純に足して総日数にはしません。

畑の年齢にも二つの出来事がある

VIGNO 2020の資料では、1930年のパイスに2009年に接ぎ木したカリニャンの畑が示されています。幹や根の履歴と、現在の品種が接がれた年を分けて読む実例です。古樹という言葉だけでカリニャンが1930年に植わったと補わないようにします。

何をそろえ、何を比べるか

原料

共通にする条件
同じ生産者の伝統品種
比べる条件
パイスとカリニャン
追加で確かめること
品種・年・色も変わる

発酵

共通にする条件
アルコール発酵を行う
比べる条件
瓶内二次発酵と赤の抽出
追加で確かめること
発酵日数と熟成月数を分ける

畑の履歴

共通にする条件
VIGNOの畑の記録
比べる条件
1930年のパイスと2009年の接ぎ木
追加で確かめること
植栽と品種変更を区別する

読む順番と、各記事で考えること

0 / 3 記事を学習済み

次の記事へ →

進捗は記事の読了記録です。説明課題の達成度は含みません。

  1. 1

    チリ

    Estelado:パイスを瓶内二次発酵へ

    パイスの発泡性ワインを読む。

  2. 2

    チリ

    VIGNO:古木を基準にする

    古木を評価する団体の基準を確認する。

  3. 3

    チリ

    イタタ:パイスとサンソーの古木

    チリ南部の伝統品種を地理に結ぶ。

READ · HYPOTHESIZE · RECONSIDER

ミゲル・トーレス・チリの資料読解:伝統品種を赤とロゼの泡にする

資料で原料と工程を確認し、違いの理由を考えます。

数値は記載した年の資料、または確認時点の製品説明に基づきます。年指定のない説明は、全ヴィンテージの仕様を保証するものではありません。

比較項目エステラード2024VIGNO 2020
品種・タイプパイス100%・ロゼの泡カリニャン100%・赤
発酵の記録タンク18日・瓶内二次発酵50日ステンレス9日・醸し14日
熟成タンクの澱上3〜5か月、瓶最低6か月使用済みフレンチオーク24か月
比較の目的伝統品種の用途を知る古い畑と抽出・熟成を知る

仮説と振り返りは各2,000文字まで。選択肢の回答だけでも保存できます。

1. エステラード2024の50日は?
2. VIGNO 2020の樽は?
3. 1930年と2009年の関係は?

学習ノートで見る →

このブラウザに手動で保存します。再び開くと続きから取り組めます。コースの説明課題のメモとは別の記録です。すべて未選択・空欄にして保存すると、この演習記録を削除します。

設問ごとの解説を読む

選択欄に答えると、上のボタンから自分の回答と解説を並べて確認できます。自由記述の自動採点は行いません。

エステラード2024の50日は?
資料は二次発酵50日と、瓶熟成最低6か月を別に記しています。発酵に要する時間を、その容器で過ごす全期間として扱わないようにします。

VIGNO 2020の樽は?
2020年の資料には中立的な使用済み樽で24か月とあります。過去の別年に新樽の記載があっても、この年の工程として流用しません。

1930年と2009年の関係は?
資料は1930年のパイスに2009年に接ぎ木したと説明します。古い幹や根を持つ畑の履歴と、現在の穂木品種の履歴を分けて考えます。

演習の根拠と資料

比較演習

資料にある原料と工程を比べ、造り手の選択を説明してください。

比較の整理例を読む
比較する条件エステラード2024VIGNO 2020
品種・タイプパイス100%・ロゼの泡カリニャン100%・赤
発酵の記録タンク18日・瓶内二次発酵50日ステンレス9日・醸し14日
熟成タンクの澱上3〜5か月、瓶最低6か月使用済みフレンチオーク24か月
比較の目的伝統品種の用途を知る古い畑と抽出・熟成を知る

比較に用いた資料の出典は、本文と演習に記載しています。

自分の言葉で説明する

二本の原料と発酵を説明し、50日と6か月、1930年と2009年の数字がそれぞれ何を指すか書いてください。

書いた後の確認

  • 発酵と熟成を区別したか
  • 接ぎ木の年を分けたか
  • 異なる年の比較と明示したか

説明課題の回答を残す

最初の考えと、記事を読んだ後に変わった考えを比べて書いてみてください。

最大5,000文字。このブラウザ内に保存します。「保存する」を押して記録してください。空欄で保存すると、このメモを削除します。

保存したメモを見る →

次の問いへ

クライン・コンスタンシア:辛口と甘口の収穫・発酵を分ける →

別のテーマを選ぶ →