生産者別コース一覧 →

READ · COMPARE · EXPLAIN

クライン・コンスタンシア:辛口と甘口の収穫・発酵を分ける

南アフリカのコンスタンシアにあるエステートです。ムスカ・ド・フロンティニャンを使う甘口「ヴァン・ド・コンスタンス」と、ソーヴィニヨン・ブランの辛口白を手がけています。同じ土地で、目指すスタイルごとに原料と工程を選び分けています。

ソーヴィニヨン・ブラン2023とヴァン・ド・コンスタンス2022を比較します。収穫、発酵、容器の選択を商品の年ごとに読みます。

このコースの問い

甘口のヴァン・ド・コンスタンスは、酒精強化で甘さを残す?

読み始める前の考えを、短く書き留めてみてください。最後に説明し直します。

資料を使う演習へ ↓

説明課題のメモへ ↓

Klein Constantia / 生産者から学ぶ

南アフリカ / 西ケープ/コンスタンシア

別名・表記:Klein Constantia Estate / クレイン・コンスタンシア

更新日:2026-09-24

同じ土地の二つの白

辛口はソーヴィニヨン・ブラン100%、ヴァン・ド・コンスタンスはムスカ・ド・フロンティニャンです。生産者とコンスタンシアという地域は共通しますが、品種も収穫年も異なります。同じ果汁を発酵の途中で二つに分けた比較ではありません。

38区画と18回の収穫

辛口2023は38区画の原料を区画ごとに発酵させ、後で合わせます。甘口2022は3月9日から4月8日まで18回に分けて収穫し、ロットを個別に扱います。38は区画数、18は収穫の回数。二つを原料の多さの順位に置き換えないようにします。

甘さが残るまでの工程

甘口2022の資料は、多くのロットで圧搾前に2週間の果皮接触を行い、発酵が自然に止まったと説明しています。残糖は168.6g/L。酒精を加えて止めたとは書かれていません。甘さの数値と、その甘さを残す工程を分けて確かめます。

容器を移す二段階の熟成

辛口2023は10%を500Lの中立的な樽で熟成し、澱と6か月過ごします。甘口2022は500L樽で18か月、その後大樽で20か月。最初の樽の新樽比率は50%です。500Lという共通の容量だけで、使用履歴や熟成設計まで同じと判断しないようにします。

何をそろえ、何を比べるか

原料

共通にする条件
同じ生産者・地域
比べる条件
ソーヴィニヨンとムスカ
追加で確かめること
収穫年も異なる

選別

共通にする条件
ロットを個別に扱う
比べる条件
38区画と18回の収穫
追加で確かめること
数字の単位を確認

熟成

共通にする条件
澱や木樽を利用
比べる条件
辛口と甘口で容器・期間が異なる
追加で確かめること
容量と新樽比率は別

読む順番と、各記事で考えること

0 / 3 記事を学習済み

次の記事へ →

進捗は記事の読了記録です。説明課題の達成度は含みません。

  1. 1

    南アフリカ

    Vin de Constance:選別収穫と甘口

    甘口の工程を確認する。

  2. 2

    南アフリカ

    コンスタンシア:甘口の歴史と冷涼な白

    産地の位置と歴史を読む。

  3. 3

    南アフリカ

    シュナン、ピノタージュ、その先へ

    南アフリカの品種を広く見る。

READ · HYPOTHESIZE · RECONSIDER

クライン・コンスタンシアの資料読解:辛口と甘口の収穫・発酵を分ける

資料で原料と工程を確認し、違いの理由を考えます。

数値は記載した年の資料、または確認時点の製品説明に基づきます。年指定のない説明は、全ヴィンテージの仕様を保証するものではありません。

比較項目ソーヴィニヨン・ブラン2023ヴァン・ド・コンスタンス2022
原料ソーヴィニヨン・ブラン100%ムスカ・ド・フロンティニャン
選別の単位38区画を別々に発酵18回の収穫で個別ロット
残糖1.6g/L168.6g/L
熟成10%を中立的な500L樽、澱と6か月500L樽18か月、その後大樽20か月

仮説と振り返りは各2,000文字まで。選択肢の回答だけでも保存できます。

1. 甘口2022の発酵停止は?
2. 38と18を比較するなら?
3. 甘口の新樽50%はどの段階?

学習ノートで見る →

このブラウザに手動で保存します。再び開くと続きから取り組めます。コースの説明課題のメモとは別の記録です。すべて未選択・空欄にして保存すると、この演習記録を削除します。

設問ごとの解説を読む

選択欄に答えると、上のボタンから自分の回答と解説を並べて確認できます。自由記述の自動採点は行いません。

甘口2022の発酵停止は?
公式資料は自然な発酵停止と残糖を記しています。甘口という結果だけから、ポートと同じ酒精強化の工程を補うことはできません。

38と18を比較するなら?
辛口の38は区画、甘口の18は収穫の回数です。数字が大きい方ほど選別が細かいなど、異なる単位で順位を付けることはできません。

甘口の新樽50%はどの段階?
資料は500L樽の構成を説明した後、大樽でさらに20か月と続きます。新樽比率を後半の容器や全熟成期間に無条件で広げません。

演習の根拠と資料

比較演習

資料にある原料と工程を比べ、造り手の選択を説明してください。

比較の整理例を読む
比較する条件ソーヴィニヨン・ブラン2023ヴァン・ド・コンスタンス2022
原料ソーヴィニヨン・ブラン100%ムスカ・ド・フロンティニャン
選別の単位38区画を別々に発酵18回の収穫で個別ロット
残糖1.6g/L168.6g/L
熟成10%を中立的な500L樽、澱と6か月500L樽18か月、その後大樽20か月

比較に用いた資料の出典は、本文と演習に記載しています。

自分の言葉で説明する

甘口の発酵停止と二段階の熟成を説明し、辛口との比較で揃っていない条件を書いてください。

書いた後の確認

  • 自然な発酵停止を酒精添加にしていないか
  • 区画数と収穫回数を分けたか
  • 新樽50%の対象段階を示したか

説明課題の回答を残す

最初の考えと、記事を読んだ後に変わった考えを比べて書いてみてください。

最大5,000文字。このブラウザ内に保存します。「保存する」を押して記録してください。空欄で保存すると、このメモを削除します。

保存したメモを見る →

次の問いへ

ギガル:同じ呼称の二つの畑と品種構成 →

別のテーマを選ぶ →