生産者別コース一覧 →

READ · COMPARE · EXPLAIN

カテナ・サパータ:同じ高地の畑を区画まで読む

アルゼンチン・メンドーサで、アンデス山麓の畑を開いてきた家族の生産者です。高地のアドリアンナ・ヴィンヤードでは、ホワイト・ストーンズとホワイト・ボーンズという区画別のシャルドネを造っています。

アドリアンナのホワイト・ストーンズとホワイト・ボーンズ2020を比べます。畑の内部の違いを、醸造の記載と合わせて読みます。

このコースの問い

標高と品種が同じなら、土壌だけを比較できる?

読み始める前の考えを、短く書き留めてみてください。最後に説明し直します。

資料を使う演習へ ↓

説明課題のメモへ ↓

Catena Zapata / 生産者から学ぶ

アルゼンチン / メンドーサ/グアルタジャリー

別名・表記:Catena / カテナ / Bodega Catena Zapata

更新日:2026-09-24

標高1,450mの畑の中へ

二本ともグアルタジャリーのアドリアンナ・ヴィンヤードにある区画から造るシャルドネ2020年です。資料の標高はともに1,450m。国から地域、畑、区画へと範囲を細かくすると、高地の白という共通点の内側を比較できます。

石と化石に由来する区画名

ホワイト・ストーンズは丸い白い礫が地表を覆う区画で、面積は2.5ha。ホワイト・ボーンズは石灰質の化石を含む土壌を説明し、面積は2.2haです。これらはそれぞれの区画の情報で、アドリアンナ全体の面積や土壌を一括した説明ではありません。

ホワイト・ストーンズの使用済み樽

2020年のホワイト・ストーンズはフレンチオークで発酵し、2〜4回目使用の樽で12〜16か月熟成します。部分的なMLFとバトナージュも記載。新樽を使わないという情報から、木樽自体を使わないと読み替えないようにします。

土壌だけの効果にしない比較

ホワイト・ボーンズの資料は225Lのフレンチオーク樽と500Lのロール・ファーメンターでの発酵を記しています。同じ畑、年、品種でも、醸造容器やロットの条件まで一致するとは限りません。土地の説明と蔵の工程を並べ、試飲の差の原因を一つに決めずに考えます。

何をそろえ、何を比べるか

共通条件

共通にする条件
アドリアンナ・2020年・シャルドネ
比べる条件
同一畑の別区画
追加で確かめること
標高も1,450mで共通

区画

共通にする条件
高地の畑
比べる条件
白い礫と石灰質化石
追加で確かめること
2.5ha・2.2haは区画面積

醸造

共通にする条件
フレンチオークを使う白
比べる条件
容器や使用履歴の記載
追加で確かめること
土壌だけの対照実験とはしない

読む順番と、各記事で考えること

0 / 3 記事を学習済み

次の記事へ →

進捗は記事の読了記録です。説明課題の達成度は含みません。

  1. 1

    アルゼンチン

    Catena:高地のシャルドネと使用済み樽

    使用済み樽の実例を読む。

  2. 2

    アルゼンチン

    ウコ・ヴァレー:標高から区画へ

    グアルタジャリーの位置を確認する。

  3. 3

    アルゼンチン

    マルベックの先の品種地図

    アルゼンチンの白品種へ広げる。

READ · HYPOTHESIZE · RECONSIDER

カテナ・サパータの資料読解:同じ高地の畑を区画まで読む

資料で原料と工程を確認し、違いの理由を考えます。

数値は記載した年の資料、または確認時点の製品説明に基づきます。年指定のない説明は、全ヴィンテージの仕様を保証するものではありません。

比較項目ホワイト・ストーンズ2020ホワイト・ボーンズ2020
品種・標高シャルドネ・1,450mシャルドネ・1,450m
区画面積2.5ha2.2ha
土壌の説明丸い白い礫を含む河床由来石灰質の化石を含む
発酵容器の記載フレンチオーク樽225L樽・500Lロール・ファーメンター

仮説と振り返りは各2,000文字まで。選択肢の回答だけでも保存できます。

1. 1,450mは何の情報?
2. 2〜4回目使用の樽なら?
3. この二本の試飲だけで土壌の効果を特定できる?

学習ノートで見る →

このブラウザに手動で保存します。再び開くと続きから取り組めます。コースの説明課題のメモとは別の記録です。すべて未選択・空欄にして保存すると、この演習記録を削除します。

設問ごとの解説を読む

選択欄に答えると、上のボタンから自分の回答と解説を並べて確認できます。自由記述の自動採点は行いません。

1,450mは何の情報?
両資料の畑の項目にある標高です。国全体の特徴に広げず、二本を比較する共通条件として使うことで、区画の差に注目できます。

2〜4回目使用の樽なら?
使用回数は樽の履歴で、材質やワインの熟成月数とは別です。ホワイト・ストーンズの期間は別に12〜16か月と記載されています。

この二本の試飲だけで土壌の効果を特定できる?
年と品種は共通でも、区画と醸造の説明には違いがあります。土壌の説明は手がかりになりますが、味の差を単独の原因に帰す根拠にはなりません。

演習の根拠と資料

比較演習

資料にある原料と工程を比べ、造り手の選択を説明してください。

比較の整理例を読む
比較する条件ホワイト・ストーンズ2020ホワイト・ボーンズ2020
品種・標高シャルドネ・1,450mシャルドネ・1,450m
区画面積2.5ha2.2ha
土壌の説明丸い白い礫を含む河床由来石灰質の化石を含む
発酵容器の記載フレンチオーク樽225L樽・500Lロール・ファーメンター

比較に用いた資料の出典は、本文と演習に記載しています。

自分の言葉で説明する

共通する畑・年・品種を書き、区画面積と醸造の違いを踏まえて、土壌だけの効果を断定できない理由を説明してください。

書いた後の確認

  • 畑と区画の範囲を分けたか
  • 樽の使用回数を読んだか
  • 醸造条件も比較に入れたか

説明課題の回答を残す

最初の考えと、記事を読んだ後に変わった考えを比べて書いてみてください。

最大5,000文字。このブラウザ内に保存します。「保存する」を押して記録してください。空欄で保存すると、このメモを削除します。

保存したメモを見る →

次の問いへ

ミゲル・トーレス・チリ:伝統品種を赤とロゼの泡にする →

別のテーマを選ぶ →