制度・醸造 / FIELD NOTES

DOP / IGP / DO / DOCa

DOP・IGPと熟成表示を分ける

産地の保護制度と、ワインが過ごした時間は別の情報。ラベルを二つの軸で読む。

RELATIONSHIPS

DOP・IGPと熟成表示を分ける:比較の視点

DOP / IGP / DO / DOCa

地理・原料・工程を分けて読む

  • 原産地

    DOP・IGPと保護された名称

  • 伝統的用語

    DO・DOCa・Vino de Pago等

  • 時間

    呼称とタイプ別の熟成要件

本文を整理した模式図です。生産区域や品質の順位を表すものではありません。 出典・参考資料

FIELD NOTE 01

保護制度と伝統的な呼び方

スペインのワインはEUのDOP・IGPの枠組みで原産地を保護する。DO、DOCa、Vino de Pagoなどの伝統的な用語は、その枠組みと各要件に対応して使われる。IGPではVino de la Tierraという表示も見かける。

DOPからDO、さらにReservaへ上がる一本の品質階段として並べると、地理と熟成が混ざってしまう。保護された名称が何か、どの規定を適用するかを先に特定する。

FIELD NOTE 02

熟成の言葉は呼称ごとに読む

Crianza、Reserva、Gran Reservaは時間を考える手がかりになる。ただし赤・白・ロゼで条件が異なり、呼称が独自の要件を定める。別の国のRiservaやRéserveとも機械的に対応させない。

瓶全体の経過年数、樽で過ごした期間、瓶で過ごした期間を区別する。要件を満たすことと、そのワインが自分の好みに合うことは別の問いになる。

FIELD NOTE 03

ラベルから仕様書へ

調べるときは呼称、色・ワインの種類、表示用語、適用時期をそろえる。農業省のDOP・IGP情報から登録・仕様書へ進み、保護協会の説明で読み方を補う。

一般的な解説表の数字を、すべての呼称へそのまま当てはめない。今回のコースでは数値の暗記より、比較する情報の軸を分けることを先に練習する。

この記事の要点

DOCaは原産地に関わる伝統的用語、Reservaは熟成等の要件に関わる表示で、同じ一本の順位ではない。

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DOCaとReservaは、同じ分類の上位・下位か?

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DOCaは原産地に関わる伝統的用語、Reservaは熟成等の要件に関わる表示で、同じ一本の順位ではない。

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出典・参考資料

本文の参照資料です。生産規定の詳細は現行文書で、個別ワインの仕様は該当する収穫年の資料で確認できます。

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