制度・醸造 / FIELD NOTES

Wiener Gemischter Satz DAC

ウィーンの混植・混醸:畑から始まるブレンド

完成したワインの調合と、畑で複数品種を育てる方法を区別する。

RELATIONSHIPS

ウィーンの混植・混醸:畑から始まるブレンド:比較の視点

Wiener Gemischter Satz DAC

地理・原料・工程を分けて読む

  • 三品種以上を混植

  • 工程

    共同収穫→共同醸造

  • 原産地

    複数畑か単一畑かは表示で確認

本文を整理した模式図です。生産区域や品質の順位を表すものではありません。 出典・参考資料

FIELD NOTE 01

同じ畑に複数品種

Wiener Gemischter Satz DACでは、対象となる畑に少なくとも三つの適格な品種を混植し、共同で収穫・醸造する。最大の品種は50%以下、三番目に多い品種は10%以上という構成の条件がある。

単に三品種の完成したワインを混ぜれば成立する表示ではない。畑の段階から組み合わせがあり、そのまま収穫と醸造へ進むことが重要になる。

FIELD NOTE 02

収穫日の判断が変わる

品種ごとに熟す速さが違っても、共同収穫では収穫日の判断を共有する。個別に収穫して別々に発酵させ、後で比率を決める方法とは、調整できる時点が異なる。

これは一方が常に優れているという意味ではない。意思決定が畑、収穫、発酵後のどこにあるかを比べると、混植・混醸を工程として理解できる。

FIELD NOTE 03

一本が必ず単一畑とは限らない

Gebietsweinでは、条件を満たす複数の畑のブドウを用いることもある。各畑に混植条件があることと、一本が単一畑だけからできることを混同しない。

ウィーンの制度にも地域・村・畑の原産地段階がある。畑を示す表示があるかを確認してから、地理的な範囲について述べる。混醸という製法だけではその範囲は決まらない。

FIELD NOTE 04

二つの工程を書いて比べる

演習では「混植→共同収穫→共同醸造」と「別々に収穫→別々に醸造→完成後に調合」の矢印を描く。どこで品種構成を決め、どこで変更できるかを説明する。

原産地や品種数の条件を満たすかどうかと、自分が感じる調和は別の判断。試飲の印象から法的な条件を逆算せず、ラベルと技術資料で確認する。

この記事の要点

それだけではならない。対象の畑での混植、品種構成、共同収穫・醸造などの条件がある。

PAUSE & REFLECT

理解を確かめる

三品種のワインを発酵後に混ぜれば、このDACになる?

解説を読む

それだけではならない。対象の畑での混植、品種構成、共同収穫・醸造などの条件がある。

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出典・参考資料

本文の参照資料です。生産規定の詳細は現行文書で、個別ワインの仕様は該当する収穫年の資料で確認できます。

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