制度・醸造 / FIELD NOTES

DOC / DOP / IGP

DOC・DOP・IGP:地名と製法を分けて読む

DOCとDOPの対応を確認し、その地名で何を造れるかを呼称ごとに読む。

RELATIONSHIPS

DOC・DOP・IGP:地名と製法を分けて読む:比較の視点

DOC / DOP / IGP

地理・原料・工程を分けて読む

  • DOP

    DOC表示との対応

  • IGP

    Vinho Regionalとの対応

  • 個別規定

    呼称とワインの種類を確認

本文を整理した模式図です。生産区域や品質の順位を表すものではありません。 出典・参考資料

FIELD NOTE 01

EUの枠組みとポルトガルの表示

DOPは原産地呼称保護、IGPは地理的表示保護。ポルトガルではDOPのワインにDOC、IGPのワインにVinho Regionalという表示も使われる。これらに該当しない区分がVinhoである。

制度は原料の由来や生産条件を定める。DOCと書いてあるだけで、飲み手の好みに合うことや、隣のIGPより優れた味であることまで決まるわけではない。表示はまずワインの身元を読むために使う。

FIELD NOTE 02

地域紹介の見出しと呼称名

観光や産地紹介で使う地域のまとまりと、法的な呼称は同じとは限らない。例えばセトゥーバル半島という地域にはPalmelaとSetúbalの原産地呼称があり、Península de Setúbalという地理的表示もある。

ラベルの地名を見つけたら、DOCなのかIGPなのかを書き添える。その上で赤・白・発泡性・酒精強化のどれを対象にする呼称かを調べると、同じ地名の周辺で造られる違うワインを混同しにくい。

FIELD NOTE 03

熟成表示はワインの種類と一緒に読む

PortoのVintageやColheitaは、その呼称のカテゴリーとして読む。一般的なヴィンテージという語が収穫年を意味することと、Vintage Portの認証・瓶詰め条件は別の話である。

他国で覚えたReservaなどの語も、そのまま同じ年数へ置き換えない。まず国、呼称、ワインの種類を確認し、現行の仕様や認証機関の説明に戻る。この順序を守ると、用語暗記からラベルの読解へ進める。

この記事の要点

原産地と生産条件の区分として説明する。個々の味や評価は、その区分とは別に確かめる。

PAUSE & REFLECT

理解を確かめる

DOCとVinho Regionalの違いを、味の優劣として説明してよい?

解説を読む

原産地と生産条件の区分として説明する。個々の味や評価は、その区分とは別に確かめる。

演習で復習する →

自分の言葉で残す

わかったこと、根拠、まだ確かめたいことを書いてください。

最大5,000文字。このブラウザ内に保存します。「保存する」を押して記録してください。空欄で保存すると、このメモを削除します。

保存したメモを見る →

出典・参考資料

本文の参照資料です。生産規定の詳細は現行文書で、個別ワインの仕様は該当する収穫年の資料で確認できます。

編集方針について →

READ NEXT

関連する記事

学習コースに戻る →